12月31日 キッズ&ジュニア修斗東西交流戦 大会レポート

12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ/コミュニティアリーナにて
Jr.BORDER ACT.10 EXTRASTAGE
第二回キッズ&Jr.修斗 東西交流戦
RIZIN FF 格闘技EXPO2016大会
が行われた。
前年に引き続き大晦日に参戦させて頂いた子供達、今大会からは更に試合数も増えハイレベルな展開が繰り広げられた。

まずは小田原フリーファイトより参戦し、年末初参戦となる第四代修斗環太平洋ウェルター級王者・遠藤雄介代表率いる心技舘の選手達。
遠藤琳士選手の師匠譲りの下からの仕掛け(グイダ戦を彷彿とさせる)もさる事ながら、
なんと言っても礼儀正しさが素晴らしくキッズ&ジュニア修斗の考える理想そのものであった。
まだまだ慣れないルールでの参加であったが、彼等の立ち振る舞いは勝敗以上の価値があったと思う。

大会全体で言えばレスリングベースのしっかりしたテイクダウン、グランドコントロールを主体とした関東勢対、
極め、柔道ベースの関西勢といった構造となりお互いの色がぶつかり合う正に交流戦といった内容となった。

今大会も安定の強さを発揮した、須田代表率いる淡路より参戦のトリニティ・サンズ。
中でも現在DEEPで旋風を巻き起こしている住村竜市朗の愛娘・住村斉明里選手は強豪相手にその強さを見せつけ、
未来の女子格闘技界を背負う逸材の片鱗を見せつけた。

今大会で注目度赤丸急上昇だったのが第二代修斗世界フライ級王者・生駒代表率いる修斗GYMS直心の吉井龍城選手。
抜群のフィジカル、切れのある打撃、極めの強さと師の現役時代とは異った現代MMAと呼べる戦いで関係者からの注目を集めた。

そしてメイン、今大会でジュニア修斗卒業となるゴンズジムの津島啓人選手、
パラエストラ松戸の鶴屋怜選手のライバル対決はこれぞジュニア修斗といった試合を展開し、鶴屋選手がライバル対決を制した。
今後はアマチュア修斗で大人達を相手にする津島選手、ジュニア最後の年となる鶴屋選手、共に最注目である。

他にも安定の強さを見せたの渡邉櫂選手(SHOOTO GYM K’zFACTORY)、惜しくも敗れはしたものの次戦が楽しみな
2016年フライ級新人王箕輪ひろば選手の実弟、箕輪湧陽選手(総合格闘技道場STF)等ここには書ききれないほど素晴らしい選手だった。

今回で2回目となる東西交流戦、前述した通り関東、関西共にお互いの色が大きく出たため白熱した試合が続いた。
それは裏を返せばまだまだ伸び代があると言う事である、全員が全て満遍なく出来るスタイルになる必要はないが、
全てに対応出来る能力は現代MMAにおいては必須である。
その為にも異なったスタイルを持つ好敵手の存在は子供達にとっても大切なのである。
今大会は関西勢の活躍が目立つ大会となったが、そこは大会数の多さに起因する。
2017年には関東大会も動き出す事もあり、今後の交流戦が将来の日本MMA界を担うと言って過言ではないだろう。

最後になりましたが、この年の瀬に遠方からお集まり頂いた選手達、ご家族の方々、指導者の方々、ボランティアスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
全ての方々のお陰で今大会があります。

最強より最良を目指し、2017年もキッズ&ジュニア修斗が盛り上がるよう御協力お願い致します。

ではまた桜の芽吹く季節にお会いしましょう。

Jr.BORDER振興会 小堀貴広

小堀“虎眼”貴広:
総合格闘技ゴンズジム所属のプロシューター。2009年4月29日仲秀隆戦でデビュー。
得意の打撃を中心に試合を組み立て、決して下がらないファイトスタイルが信条。
闘う書店員としての経験を活かし、今後もレポート記者としても活躍が期待されている。