8月11日 アマ修斗(児童)キッズ&Jr修斗 西日本選手権 大会レポート

[大会名]『Jr.BORDER Championship 2017』 
 第2回 キッズ/ジュニア修斗西日本選手権
[主 催]Jr.BORDER振興会
[日 時]2017年8月11日(金/祝)
[会 場]神戸市立王子スポーツセンター柔道場

2017年8月11日(金・祝)
神戸市立王子スポーツセンターにてJr.BORDER ACT.12 第2回キッズ/ジュニア修斗西日本選手権が行われた。

本年度アマチュア修斗にて四選手権を制覇し、プロデビューを決めたキッズ修斗出身安芸柊斗選手の活躍もあり、
更に注目度を増した西日本選手権の様子をレポートする。

今大会、全16のトーナメントのなかで特に印象の強かった物をいくつかピックアップする。

※カテゴリー一覧
キッズ1 未就学児
キッズ2 小学1.2年
キッズ4 小学2.3年
キッズ6 小学5.6年
ジュニア修斗 中学生

まず最も参加人数が多かったキッズ4/28kg以下級。
今大会も優勝候補筆頭であった住村斉明里選手(トリニティサンズ)が
得意の十字、スィープを駆使して一気に優勝するかと思われたが、準決勝で同門の矢野塁翔選手に十字で敗れる。
そのまま安定のテイクダウン、パスガードを武器に矢野塁翔選手がこの階級を制した。

キッズ2/24kg以下級では辻礎楽選手(トリニティサンズ)が流れるようなテイクダウン、パスガード、
腕十字のコンビネーションで優勝を決めた。
このキッズ2カテゴリー各階級、ほとんとの試合が一本決着であり、
負けた選手も今後の成長が期待される素晴らしい戦いであった。

キッズ4/32kg以下級では強豪を抑え、オール一本勝ちで中島陸選手(ゴンズジム)が圧巻の優勝をみせた。

また同じくキッズ4/36kg以下級ではここの所伸び悩んでいたのが嘘の様な
生き生きとした動きで土井集夢選手(ゴンズジム)が制した。

キッズ6/40kg以下級では年末のニッポンファイト等でも活躍した貞岡愛哉選手(ゴンズジム)が貫禄の優勝を果たした。
また惜しくも入賞は逃したものの、長年同カテゴリーでライバル関係にある
金井拓築選手(修斗GYMS直心会)と亀井修真選手(直心会生野道場TK68)が
次回のプロ修斗公式戦BORDERにて対戦が決定しており、こちらも楽しみである。

キッズ6 /44kg以下級では幼い頃から柔術テクニックを駆使し連勝街道を走ってきた
松本奏太選手(パラエストラ東大阪)が安定の戦いを見せ、貫禄すら漂わせていた。

ここからはハイキックが解禁されたジュニア修斗の試合を。

ジュニア修斗48以下級では神奈川より遠征の青井心ニ選手(心技館)が縦蹴りや十字を使いこなし、
優勝候補の高野蓮選手(ゴンズジム)を抑え優勝を果たした。
グラウンドに少し不安を残す形となったが抜群の距離感、打ち分けの旨さなどこれからが楽しみな選手である。

そしてジュニア修斗52kg以下級、今大会個人的なMVP吉井龍城選手(修斗GYMS直心会)。
以前の後楽園での試合より、グラウンドでの技術の進歩が目覚ましく、
師匠・生駒純司譲りの「直心会スタイル」の継承者と言っても過言ではないだろう。
恐らく来年からは大人達に混じり、アマチュア修斗に参戦すると思われるが、
先に述べた安芸柊斗選手にも劣らないインパクトを残すのではと個人的には期待している。

最後に、最近ではキッズ修斗からジュニア修斗、アマチュア修斗、プロ修斗へと繋がる道が
明確にでき、競技としてとても素晴らしいことだと思う。

しかしプロに向かうだけが修斗では無いとも思う。

勿論勝負事なので勝ちに行く事、勝つ事は大事である、
しかし、この競技を通じ、自分を向上させ、「自分でもやれば出来る」と少しでも自分に自身が持つ事ができ、
前向きに人生を生きて行ければそれだけでその人間の勝利であると思えるのだ。

修斗を通じて一人でも多くの子供が幸福な人生を送れる事を願って。

Reported by 小堀貴広