6月5日 アマチュア修斗関西選手権 試合レポート

[大会名]第15回アマチュア修斗関西選手権
[主 催]日本修斗協会 関西選手権実行委員会
[後 援]大阪市/大阪市教育委員会
[日 時]2016年6月5日(日)
[会 場]大阪市中央体育館・柔道場

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今回16回目を数える関西選手権は初めての試みとして、大阪市と大阪市教育委員会の後援を得ることができました。
これもアマチュアの大会を継続し開催していたことが認められた結果であり、アマ修斗を各地へ普及させて根付かせた諸先輩方に感謝の念のを表すとともに、これからもアマチュア修斗の発展普及に我々も努力する所存です。

今大会は全37試合。
KOが無くサブミッションやグラウンドの展開が多くみられた大会だった。

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特に、レスリング力の高い選手が散見され、決勝・準決勝まで残る選手はレスリングの攻防に加えサブミッションのアタックを随所に交えて一本を狙う、非常にレベルの高い選手ばかり。

優勝者では、今回定員いっぱいの16名ライト級優勝の長塚健太選手(パラエストラ八王子)は打撃をいなし組みつけばしっかりとしたトップキープ力で削りつつ一本を狙うスタイル。
フェザー級優勝の藤田健吾選手は打撃で攻め相手のテークダウンはしっかりカット、トップになれば積極的に一本を狙うというアグレッシブなファイター。
惜しくも優勝は逃したものの同フェザー級準優勝の高岡宏気選手(トイカツ道場香川支部)は今大会イチのレスリングテクニックで会場を大いに沸かせた。

そして今回目立ったのが10代~20代の若い世代の活躍。

前述の藤田選手は22歳。
ほかにも増田拓真選手(フェザー級・19歳)、田中崇晴選手(フェザー級・17歳)、金カラク選手(ライト級・18歳)、堂土美来選手(ウエルター級・18歳)の十代の選手も多数。
そしてなんといってもフライ級優勝の大勝拓真選手(MMA Zジム)は若干16歳!
決勝戦はなんと沖本憲一選手(ゴンズジム)64歳(これはこれで驚きですが)と48歳差の対戦がなされたのでした。

今回も大会は特に大きな怪我や事故もなく終了。

残る地方選手権は6大会。
今年も最終、全日本選手権で地方選手権を勝ち抜いた選手達の熱い試合と感動に期待したい。

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