12月31日 NIPPON FIGHTキッズ修斗公式戦 大会レポート

NIPPON FIGHT2016 キッズ修斗公式戦大会レポート

2017年12月31日(木)
大さん橋ホールにてNIPPON FIGHT 2016キッズ修斗公式戦が行われた

普段の試合とは異なる状況で、見事なファイトを魅せた
鶴屋浩斗選手(パラエストラ松戸)、貞岡愛哉選手(総合格闘技ゴンズジム)の一戦についてレポートする。

会場は横浜、大さん橋ホール。
テレビ撮影のためかなりの厳重なセキュリティの中会場入りした2人。

まずは昇降機を使ったり、ド派手な音響、演出の入場リハーサルにあっけにとられる選手。
そして多くの大人達が慌ただしく準備する中、華やかなオーラを纏った芸能関係者を見る度ソワソワする。

そして計量、初のフェイスオフと次第に緊張感が高まっていく。

そこでパラエストラ松戸陣営が慌ただしくなる。
「師匠であり父親でもある鶴屋代表が間に合わないかもしれない」
おそらく鶴屋選手は気丈に振る舞って居たが不安であったに違いない。

急遽セコンドにサステイン坂本一弘代表(また別の意味で豪華)がつく事となり何とか事無きを得る。
そして大音量が鳴り響く中、入場、迫り上がる選手華やかな花道。
そこには先刻の不安そうな少年の姿は無く、立派なファイターの姿があった。

そしてそこでの予期せぬサプライズ。

間に合わないと思われいた鶴屋代表が入場直前に到着、
おそらく内情を知る修斗関係者(筆者も含む)全員が安堵の感情と共に目頭を熱くしたのでは無いだろうかか。

試合はレスリングで上回る鶴屋相手に上手く三角十字を合わせた貞岡選手の一本勝ちとなったが、
試合後のインタビューでは鶴屋選手の雄弁さに軍配が上がった場面も・・・。

今回、選手だけでなく大人である私達にとっても普段出来ない経験を積む事が出来たのも、
TBS関係者の皆様、サステイン坂本一弘代表、大会関係者の御尽力無くしてはありえませんでした。

これからも先輩方が築き上げてこられた修斗を少しでもより良くし次の世代にバトンを渡せるよう頑張ります。
皆様、何卒今後とも御協力お願い致します。最後にこの言葉で本文を締めさせていただきます。

最強より最良を

Jr.BORDER 振興会 小堀貴広

小堀“虎眼”貴広:
総合格闘技ゴンズジム所属のプロシューター。2009年4月29日仲秀隆戦でデビュー。
得意の打撃を中心に試合を組み立て、決して下がらないファイトスタイルが信条。
闘う書店員としての経験を活かし、今後もレポート記者としても活躍が期待されている。

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