コミッションより関係各位への通達【重要】

各位

 去る昨年12月21日、
鈴木利治コミッション事務局長を伴い修斗創始者・佐山聡先生に面会して参りました。
 そこで行われた会談の中で佐山先生よりいただいた今後の修斗の指針や提言を踏まえ、
以下の5箇条に及ぶ方針を修斗関係者に指示する。

1. 柔道を学ぶ者が嘉納治五郎を知るように、修斗を学ぶ者が佐山聡が修斗創始者であることを深く認識するよう、指導者ならびに執行役は教育する。

2. 日本における修斗はプロボクシングのような運営形態を模範とし、全国にプロモーターの数を増やして選手により多くの試合出場の機会を与える。

3. 全国にいるアマチュア選手とその関係者を修斗の財産とし、それを生かすことを奨励する。

4. 修斗に長年携わっている、選手として実績があるなどの理由は、執行部の役職に就く理由や権利、権限を主張する理由とはならない。従って、人の上に立つに相応しい責任感と能力のある人物がその地位に就くべきである。

5. 関係各位は、修斗が分裂しないよう、無責任な言動は厳に慎むこと。

 また、佐山先生の提言とは別に、コミッション運営に関する以下の確認事項を周知するよう指示する。

 コミッションとは皆の意見のまとめ役ではなく、提出された要望、提言を修斗の規約、方針、理念、慣習、ならびに社会的規範の観点から照らし合わせて精査し、問題が無いと判断した場合、私の最終的な了承をもって採用するという最高決定機関である。必要に応じてコミッションも意見の聴取を行うが、原則として要望を提出する方が意見をまとめるのが義務である。もし、意見をまとめずに要望を提出された場合、その要望は提出した方の個人的意見として取り扱う。

【追記】
 また、修斗の方針、ルールに関するコミッションへの要望、提言、異議などは必ず文書にて提出すること。文書で提出されないものに関しては、私の判断を仰ぐ意思のないものとして取り扱う。

 以上、関係者各位は周知徹底のほど、宜しくお願い申し上げます。

2012年1月23日
インターナショナル修斗コミッション
コミッショナー 浦田 昇

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