アマ修斗 アマチュア公式ルール改正
以下のアマチュア公式ルール改正を2012年2月1日より施行いたします。
■主旨
システムやルールの増設により複雑、煩雑化していたアマチュアから無駄を省き運営のスリム化(効率化)を図ります。
■改正点
1. 修斗グラップリングの廃止
<理由>組技系競技(主にBJJ)からの修斗転向者を増やすため、その入り口として制定されましたが、現実には修斗グラップリングを経て修斗に転向する人は見当たらず、例えばBJJ国内トップ選手で修斗を志し現在プロシューターとなっている選手達も初めからクラスCに参戦しております。また、近年は参加者も減り需要はほとんど無いと思われる状況です。また、グラップリング競技は日本全国に複数あり、打投極を標榜する総合格闘技である修斗が組技に特化したグラップリングの大会を行う必然性と必要性は無いと判断しました。
2. 修斗ストライキングの廃止
<理由>一時期、浜松で行われた他、札幌で年に1~2度行われてる状況で、グラップリングと同じく総合格闘技である修斗が特に行う必要性は無いと思います。グラップリング同様に打撃競技も日本全国で行われております。
また、近隣友好ジムで実戦形式のスパーリング大会を開催することでも充分にその役を果たせます。
3. クラスDの廃止
<理由>全試合が「非公式戦」として行われており、協会管轄の必要性はありませんが、これまで公式戦同様に扱われていました。
ストライキング同様に修斗協会が管轄せずともスパーリング大会で十分対応できます。
4. キッズ修斗の廃止
<理由>参加者が限られ、毎大会同じ顔合わせになるなど頭打ちになっており、時期尚早であったという感が否めません。
これもまた、ジム同士の交流戦のような形で十分対応できます。
5. 非公式戦の禁止
<理由>非公式戦はあくまで非公式であり修斗協会の管轄を受けなくていい試合でありながら、公式戦同様に「修斗」の名称を使用し記録も掲載されることは不可解のなにものでもありません。修斗を名乗りながらも「非公式戦」を謳えばルールを逸脱することが可能であるというこれまでの方針は、競技性を否定することのなにものでもありませんので、これを厳に禁じます。逸脱したルールでの試合は修斗の名を外して行って下さい。
引退記念試合などの特別な理由があり、公式戦で行えないのであれば、それは「エキシビジョン」として行うべきです。非公式戦を管轄下に置くのは、協会に責任が及ぶだけであり全くメリットがありません。
グラップリングやストライキング、キッズに関しては他の団体が大会を開催しております。それらの団体や友好ジムと歩調を合わせ、有志で新たな大会(または専門の組織)を立ち上げるなどしていくことを推奨します。需要のあるジムは、そこに参加していけばよいでしょう。現在の修斗協会がグラップリングからキッズまで全てを担う必要性はないと判断します。