アマ修斗 本年度アマチュア運営方針について
■フレッシュマン休止ならびにワンマッチ推奨について
昨年末に告知しましたトーナメント偏重を避けるという方針に基づいて、本年より協会主催によるフレッシュマントーナメントを休止することとなりました。協会主催トーナメント(選手権)は原則「選手権シーズン」として約半年の間で終了し、残りの期間をワンマッチを推奨していくということとなります。ワンマッチを推奨する理由は、プロと同じように一日1試合だけに集中し、試合の中で実力を出し切る経験を多く積ませるためです。
なお、「選手権シーズン」以外のオフシーズンは、あくまで「ワンマッチ推奨」であって、ワンマッチのみでなければいけないと言うわけではありません。トーナメントの開催は自由としますが、選手権の選抜選考やプロ昇格審査ではワンマッチの戦績を優遇することになります。例えば極端な話、県オープンで3勝するより、ワンマッチでの1勝を高く評価するというようなことや、対戦相手の質によってはワンマッチのみ5勝程度でプロ昇格もあり得るということです。これはトーナメント偏重の原因に、選手が「全日本で入賞できなければプロになれないのでトーナメントにしか出ない」という理由を挙げていることがあるからです。そこで、ワンマッチで戦績を挙げれば全日本の枠に入りやすい状況やプロ昇格しやすい状況を作り、ワンマッチ出場希望選手を増加させる計画です。
フレッシュンマン=新人戦に関しては、その地区で需要があれば有志によって県オープンのように開催していただいて結構ですが、前述の通り戦績はワンマッチより優遇されないと考えて下さい。また、ワンマッチを推奨する方針として、トーナメントに対しては1試合当たり300円の承認料を主催者より徴収し、協会の財源に充てることと決定しました。(すでに2/26山口オープンより施行となっています)
■選手権大会運営について
地区選手権並びに全日本選手権は昨年8月以降同様にISC主管のもと日本修斗協会の各大会実行員会の主催となります。したがって選手権大会は全て協会の収支となります。コミッションの指名により実行委員長として運営していただいた方やスタッフには相応の手当てをお支払いします。
選手権以外の大会の収益については、各主催者の収入にしていただいて結構です。協会にトーナメントの際の承認料と選手登録費のみ納めて下さい。
■東西オープンについて
近年、年末に開催されるようになりました東西オープントーナメントもフレッシュマン同様に休止の方向で現在考えています。休止となった場合は、その代替として新しい主旨の大会を開催いたします。例えば、選手権でのプロ昇格が適わなかった実績ある選手同士の対戦を組んで「勝った方がプロ昇格」というようなプロ昇格ワンマッチ大会等の案があります。
■試合用具について
現在、大会においてグローブ、ヘッドガードは主催者側からの貸し出しとなっておりますが、来年度より出場者各自が持参したものを使用することとなります。そのため、本年中に試合用具は複数のメーカーで製造・販売を認可し、競合による低価格化を実現する方針です。
なお、試合用具が持参できなかった選手、用具チェックで不可となった選手は、主催者側より有料にて貸し出すこととなります。
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