アマ修斗(一般・初級・児童・組技)7月17日山口T&OM大会レポート

[大会名]SHOOTO CHALLENGE YAMAGUCHI 08
[主催]毛利道場
[認定](一社)日本修斗協会
[特別協賛]株式会社イサミ・フィットネスショップ・LIMITEST
[後援]yab山口朝日放送、KRY山口放送、tysテレビ山口、株式会社シティーケーブル周南
[協力](有)オフィスK
[日時]2023年7月17日(月・祝)
[場所]山口県周南市/周南市学び・交流プラザ 武道場

今回のアマチュア修斗・山口周南大会「SHOOTO CHALLENGE YAMAGUCHI 08」は、会場の都合で選手権シーズン中の開催になりました。
初めての祝日開催でもあり、応募が来るかどうかいささか不安もありましたが、フタを開けてみると約60名もの選手たちが申し込んでくれてありがたかったです。

キッズ修斗、ジュニア修斗部門では岡山から参戦のTEAM ARGENT、正道会館 菱川道場の選手たちの活躍が目覚ましく、両チームがキッズ&ジュニアのほとんどのカテゴリーで優勝者を出しました。
両チームの選手とも、思い切りの良い打撃から組んでテイクダウンしたと思ったらすぐに良いポジションを奪い、更にフィニッシュをどんどん狙っていきます。
大人も見習うべき点が多いと感心しました。

ビギナー修斗部門では48歳ながら2試合を戦って両試合とも一本勝ちした伏谷淳次選手(山口/Leos Jiu-Jitsu Academy)、修斗グラップリングのエキスパート部門ではシッティングガードからしつこく足関節を狙い続けて最後は膝十字固めでフィニッシュした三浦隆嗣選手(島根/Van-Wolf)が印象に残っています。

前述の通り、選手権シーズン中の大会開催だったこともあり、アマ修斗部門で組めた試合は多くなかったのですが、ルーキートーナメントのフライ級では辻桂太選手(鹿児島/総合格闘技道場 桂塾)が1回戦を鋭いパンチでTKO勝ちし、決勝戦もその勢いのまま判定3-0で勝利したのは見事でした。
辻選手は今大会のMVP賞を獲得しました。

オープントーナメント部門はフライ級のワンマッチ決勝のみでしたが、鈴木真生選手(福岡/MMA Rangers Gym)が三角締めにより、メインイベントで有終の美を飾りました。

今回の大会でも神奈川、大阪、高知、鳥取、鹿児島などの遠方からわざわざ山口県まで各ジムの皆さんが遠征して下さいました。
その労力と費やした時間を思うと、毎回のことですが、本当にありがたいです。
感謝しています。

今回の大会終了後、サブレフェリーも務めた元プロシューターが、
「アップスペース用に出していた畳の片付けを色々な道場の方が手伝って下さった。
自分が親になったからなのか、キッズが自分達で畳を頑張って運んでいる姿は、試合の勝ち負けより大事な事の様に思えて何だかすごく良かった。」
と洩らしていました。
僕自身も片付けを終えて会場を出る際に、今回の大会に出場した他ジムのキッズが、
「あー、楽しかった!」
と口にするのを聞いて、
“大変だったけど、今回も開催して良かったナ…”
としみじみ思いました。

改めて、今回の大会に参加して下さった各ジムの皆さん、ありがとうございました。
これまでアマチュア修斗・山口周南大会には、あの安芸柊斗選手が出場してMVP賞を獲得したこともあります。
この大会に出場してくれた選手が今後も努力を続けて、上のステージで活躍してくれたらとても嬉しいです。

毛利道場 村井貴史





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